蒟醤 ―山下義人のわざ―
撮影
漆芸作家・山下義人は、江戸時代から漆工芸が盛んな四国・香川県の高松市で昭和26年に生まれた。
漆との出合いは、重要無形文化財「蒟醤(きんま)」の保持者・磯井正美と、同じく重要無形文化財「蒔絵」の保持者・田口善国を師匠に漆芸を学んだところから始まった。
およそ200年の伝統を誇る蒟醤のわざを継承する山下義人の新作「黎明」蒟醤箱。白木地の箱に、漆で塗りを繰り返し、蒟醤剣でイメージを彫り、色漆による色埋めを何十回も重ね、研ぎを繰り返した。
時間約35分/製作2021年/カラー/35ミリフィルム/日本語・英語
企画:文化庁 / 制作:日経映像
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