文化映画 工芸技術記録映画

蒟醤 ―山下義人のわざ―

*優秀映像教材選奨 優秀作品

撮影

漆芸作家・山下義人は、江戸時代から漆工芸が盛んな四国・香川県の高松市で昭和26年に生まれた。
漆との出合いは、重要無形文化財「蒟醤(きんま)」の保持者・磯井正美と、同じく重要無形文化財「蒔絵」の保持者・田口善国を師匠に漆芸を学んだところから始まった。
およそ200年の伝統を誇る蒟醤のわざを継承する山下義人の新作「黎明」蒟醤箱。白木地の箱に、漆で塗りを繰り返し、蒟醤剣でイメージを彫り、色漆による色埋めを何十回も重ね、研ぎを繰り返した。

時間約35分/製作2021年/カラー/35ミリフィルム/日本語・英語

企画:文化庁 / 制作:日経映像

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文化映画 工芸技術記録映画

紋紗 ―土屋順紀のわざ―

*優秀映像教材選奨 最優秀作品 (文部科学大臣賞)

撮影

土屋は、紋紗の経糸に絣を入れることによって多彩な奥行きを秘めた独自の表現を編み出し、平成22年に重要無形文化財「紋紗(もんしゃ)」の保持者に認定された。
平安時代にはすでに貴族の間で親しまれていたという「紋紗」が、今、土屋順紀の手で時代の新たな感性の息吹を吹き込まれる。古のひとびとが美しいと感じ愛用したものを、自分の手で新しいものにする。

時間約35分/製作2019年/カラー/35ミリフィルム/日本語・英語

企画:文化庁 / 制作:日経映像

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文化映画 工芸技術記録映画

経錦 ―北村武資のわざ―

撮影

平成12年、重要無形文化財「経錦(たてにしき)」の保持者に認定された北村武資の織物との付き合いは長い。昭和26年、15歳で中学を卒業してすぐ、生活のために西陣で織物の仕事に就いた。経錦は、中国の前漢時代には完成されていた。しかし、経錦は、織り方が複雑で高度な技術を必要とするため、次第に衰退して行った。

千年以上の間、経錦の技法は眠っていた。北村は、それを現代に甦らせた。北村が織る経錦には、古代の織物にある伝統のわざと、現代織物作家の創作の力が、共に織り込まれている。この映画は、新作を織り上げる北村の高度なわざを紹介している。

時間約36分/製作2018年/カラー/35ミリフィルム/日本語・英語

企画:文化庁 / 制作:日経映像

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